ネットワーク利用制限とは?IMEI の調べ方から判定結果の変更申請まで ご紹介いたします。
電気通信事業者(キャリア)より販売されたスマートフォン、携帯電話等には、利用状況や支払い状況に応じて端末に制限をかける、ネットワーク利用制限と呼ばれるものがあります。
ネットワーク利用制限はキャリア販売モデルのみに存在する事は前述の通りなのですが、Apple Store で販売された SIM フリー版 iPhone に誤登録されてしまっている事例があります。この場合、登録されているキャリアに電話を掛けて修正依頼をします。どこに掛ければ良いか等も合わせてご紹介いたします。
こちらの記事を見ていただいている方の中には、買取や譲渡を検討されている方もいらっしゃると思います。安全に手放せる方法を買取ガイドで OS 別に詳しくまとめています。見落としている項目が無いかチェックしてみてください。またスマカリでは買取金額が最大 20,000 円上がる SIM ロック解除で端末の付加価値を上げる方法もご紹介しています。
ネットワーク利用制限とは?
- POINT
〇マル:SIM による通信が出来る端末
▲サンカク:今後 SIM による通信が出来なくなる可能性がある端末
✕バツ:SIM による通信が出来ない端末 ※注1
-ハイフン:キャリアに登録されていない端末
以上の4種類があります。一度✕「バツ」になってしまうと二度と SIM を利用しての通信ができなくなってしまします。※注1 SIM ロック解除されていれば、他キャリアの SIM で通信出来ます。
▲「サンカク」が登録されている場合、スマカリを含め買取店の査定額が減額になることがあります。✕「バツ」になり販売キャリアの SIM を利用できなくなる可能性がある為、減額の対象となってしまうのです。
〇「マル」に登録されれば✕「バツ」になる可能性が少ない為、▲「サンカク」よりも買取価格が高くなります。
買取価格に影響する大切な項目です。iPhone、スマホを買取の査定に出される際には、事前にしっかりネットワーク利用制限の確認をしましょう。
端末識別番号 IMEI の調べ方、ネットワーク利用制限の調べ方、スマカリの買取基準、ネットワーク利用制限変更依頼をする際に聞かれる事や、電話番号をご紹介していきます。またメーカー販売モデル SIM フリー端末の場合はキャリアの判定を一度に調べられる Web Site や修正依頼をする電話番号などもご紹介いたします。
端末識別番号IMEIを調べる
IMEI とは“International Mobile Equipment Identifier”意味は端末識別番号になります。日本の正式名称は“国際移動体装置識別番号”と言いますが、スマカリでは IMEI と言います。
IMEI は 15 桁の数字の組み合わせで出来ていて、この番号は他の端末とかぶることがない世界で唯一のものになります。端末により確認方法が異なる場合がありますので、複数の確認方法をご紹介いたします。
IMEI 確認方法
一番簡単に IMEI を確認する方法は、ダイヤル画面のある端末で*#06#と入力する事です。iOS、Android どちらも電話出来ない状態(SIM が無い状態)でも問題無く確認出来ます。
iPhone・Apple製品の IMEI 確認方法
「設定」>「一般」>「情報」情報ページ内 IMEI 欄に記載された 15 桁の番号をご確認いただけます。画面を長押しいただけば番号をコピーする事ができます。
iPhone13 以降は「IMEI」と「IMEI2 」と表示されます。ネットワーク利用制限の確認は、「IMEI」を使用します。
iPhone を初期化して設定画面に行けない場合
リセット後に電源を入れると表示される「こんにちは」ページ右下のiをタップすればリセット後アクティベーションを行う前に IMEI をご確認いただけます。
Apple ID から確認する方法
1つのアカウントでAppleのすべてのサービスを利用できます。 こちらから Apple ID にログインし、下へスクロールいただきますと、ログインされた iPhone や iPad の画像が表示されます。IMEI を調べたい端末の画像をクリックいただけば、機種、バージョン、シリアル番号、IMEI が表示されます。
android 製品の IMEI 確認方法
本体設定から確認する方法
本体歯車アイコンの「設定」>「端末情報」端末の情報ページ内 IMEI 欄に記載された 15 桁の番号をご確認いただけます。※android 12 の操作方法です。android バージョンまたは端末によって操作方法が異なる場合があります。
デュアルSIM や eSIMの場合は、IMEI(スロット1)とIMEI(スロット2)と表示されます。ネットワーク利用制限の確認は、IMEI(スロット1)を使用します。
バッテリーから IMEI を確認
バッテリーカバーやバッテリーパックを取り外すことで確認できます。※バッテリーカバーがある機種のみ
ネットワーク利用制限確認サイトで判定を調べる
端末の IMEI を、確認サイトにご入力いただければ判定の結果〇▲✕-「マル、サンカク、バツ、ハイフン」が表示されます。
スマカリでは、キャリアより販売された iPhone、スマートフォン、携帯電話等の、ネットワーク利用制限の表記条件をクリアした端末のみ買取を行っています。※赤ロム✕の高価買取実施中!!!
買取の査定をお申込みされる前に、下記一覧より各キャリアのネットワーク利用制限判定結果のご確認をお願いいたします。
各キャリアネットワーク利用制限確認サイト一覧
リンク先(キャリア Web Site)のタイトル名ですが、各キャリアで統一されていません。docomo では「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」と言うページタイトルですし、Softbank のページタイトルは「Softbank」です…
スマカリでは統一してネットワーク利用制限確認サイトと言います。リンク先の間違いではありませんのでご安心ください。
ネットワーク利用制限確認サイト
Y!mobile / EMOBILE は Softbank の Web Site で確認します。
メーカー販売モデル SIM フリー端末は一度に調べる
Apple Store 販売 SIM フリー端末でもネットワーク利用制限に登録されてしまっている事例がある事は前述の通りです。しかし確認の為にいくつものキャリアサイトで IMEI を打ち込むのは面倒です。
docomo、au、Softbank、楽天モバイル、Y!mobile(ソフトバンクとして出力)、mineo、UQ モバイル、の 7 社を同時に調べる事が出来るネットワーク利用制限チェッカーという便利な Web Site があります。SIM フリー端末を調べる際におすすめです。
判定結果による、スマカリの主な買取基準
- POINT
〇マル:買取可能です。
▲サンカク、✕バツ、-ハイフン:スマカリではどちらの端末でも買取を行っております。気になる場合は買取商品にて該当端末をご確認くださいませ。
スマカリのネットワーク利用制限による買取基準になります。
赤ロム、ネットワーク利用制限✕「バツ」について
キャリアで販売された端末の支払いが滞ってしまった場合や、犯罪行為等、不正な方法で入手された端末、紛失等で保証を受けた後に紛失端末が発見された場合等が、ネットワーク利用制限✕「バツ」となります。
ネットワーク利用制限-「ハイフン」について
キャリア販売モデル、メーカーで販売された端末-「ハイフン」買取可能です(例:docomo 販売 iPhone、au 販売 Android 端末、Apple Store 販売 SIM フリーや海外で販売されたグローバルモデル等)。
新品購入して間もない場合や故障等で端末を交換された場合は、IMEI がキャリアに登録、反映されるまで-「ハイフン」と表記されます。
ネットワーク利用制限を変更出来るのか問い合わせる
端末のネットワーク利用制限を調べた結果、望んだ表記と違ってガッカリする前に先ずはキャリアに変更出来ないか問い合わせをしましょう。〇「マル」に出来ない場合は何故出来ないのか?いつなるのか?等も合わせて質問しましょう。ポイントは分からないままにしない事です。理由が分かれば〇「マル」になってから売る方が得なのか、▲「サンカク」のまま早めに売る方が得なのかを判断いただく材料になりえます。
Apple で購入した SIM フリー iPhone はキャリアに登録されていない訳ですから-「ハイフン」表記が正常です。それ以外の場合は、誤登録されているキャリアに問い合わせて修正してもらいましょう。
後少し待てば〇「マル」になる iPhone を▲「サンカク」で査定に出してしまわない為にもキャリアに確認する事は非常に有効です。
以下ではネットワーク利用制限を▲「サンカク」から〇「マル」に変更依頼する際、オペレーターに聞かれることや、窓口の電話番号、オペレーターに直通する為の方法をご紹介します。
オペレーターと話す前に準備する情報
- POINT
- 同じキャリアで契約している携帯電話番号が他にあるか
- 契約者の情報
- IMEI(15桁の数字番号)
- 製品番号
変更依頼をする際には、上記情報をオペレーターに聞かれます。分からないものは予め用意しておきましょう。
スマカリが電話した際に製品番号を聞かれましたが、「分かりません」と答えて問題ありませんでした。他に契約している携帯電話番号を聞かれる場合があります。同じキャリアで他にお持ちの番号があれば伝えた方が話がスムーズです。
キャリア別電話番号
- 電話番号:0570-033-074
- 営業時間:10:00-17:30 無休
他のキャリアではネットワーク利用制限の問い合わせもフリーダイヤルなのですが、docomo はナビダイヤルのみの対応になっています。固定電話は 60 秒 10 円、スマートフォン、携帯電話は 20 秒 10 円の通話料金が発生します。無料通話プランのスマホでも通話料金が発生します。オペレーターに必要な情報を伝え、「ネットワーク利用制限を〇「マル」にしてください」と手短に話を進めましょう。
- au の電話から:157 無料
- 一般電話から:0077-7-111 無料 スマホからでも無料です
- 営業時間:9:00-20:00 無休
au のオペレーターへ直通で電話をする
au のネットワーク利用制限を▲「サンカク」から〇「マル」に変更してもらう為には au 総合案内に電話をします。電話番号とオペレーターへ直通で電話を掛ける方法をご紹介します。
au 総合案内へお電話いただくと自動音声ガイダンスが流れます。au はガイダンスが 2 回流れた後でオペレーターに直通する為のコールが始まります。無料ですしガイダンス操作がわずらわしい場合はコールが始まるまで放置して待ちましょう。
お電話通じましたら「ネットワーク利用制限を〇「マル」にしたい」とお話いただき、上記でご用意いただいた情報をお伝えいただければオペレーターが対応してくれます。
スマカリを担当いただいた au のオペレーターさんは、3 大キャリアの中で最も明るく丁寧に対応してくださいました。安心してご要望をお伝えいただけると思います。
- Softbank の電話から:157 無料
- 一般電話から:0800-919-0157 無料 スマホからでも無料です
- 営業時間:9:00-20:00 無休
Softbank のオペレーターへ直通で電話をする
Softbank のネットワーク利用制限を▲「サンカク」から〇「マル」に変更してもらう為には Softbank 総合案内に電話をします。電話番号とオペレーターへ直通で電話を掛ける方法をご紹介します。
Softbank 総合案内へお電話いただくと自動音声ガイダンスが流れます。ガイダンスが 4 回流れてオペレーターに直通する為のコールが始まります。無料ですしガイダンス操作がわずらわしい場合はコールが始まるまで放置して待ちましょう。
お電話通じましたら「ネットワーク利用制限を〇「マル」にしたい」とお話いただき、必要な情報をお伝えいただければオペレーターが対応してくれます。
ネットワーク利用制限とは?IMEI の調べ方から判定結果の変更申請まで まとめ
iPhone やスマートフォン、携帯電話は是非ネットワーク利用制限を〇「マル」に変えて買取査定額で損をしないようにしましょう。
スマカリでは iPhone、Android、グローバルモデルまで幅広く買取を行っています。
端末によってネットワーク利用制限が-「ハイフン」や✕「バツ」も買取を行っております。買取商品から当該端末を検索してください。
無料査定依頼いただける場合は買取商品をカートに入れてお申込みください。